姿勢&ウォーキング

姿勢&歩き方レッスンについてのブログです

骨盤を真っ直ぐに立てる、とは?

f:id:Pomegranates:20180416171342j:plain

よく、骨盤をまっすぐに立てて、とか

骨盤が寝ている、とか言いますが

普通の人はなんのこっちゃかと思います。

 

左から、

前傾(反り腰)

後傾(おばあちゃんの腰)

ニュートラルな位置(まっすぐ、立っている)

 

若い女の人の下腹ポッコリは

概ね反り腰が原因なことが多いです。

 

なので腹筋をしても凹みません。

反り腰を治せば凹みます。

 

 

骨盤の傾き具合が良く分からない、という人は

恥骨の位置に注意してみてください。

f:id:Pomegranates:20180416172543j:plain

↑は、骨盤周辺を、右真横から見たところです。

右が前面。

青い◯で囲ったあたりが恥骨です。

骨盤が真っ直ぐだと、腰骨の前側の尖ったところと、

恥骨がほぼ一直線上になります。

 

恥骨に手を当てて、確認してみてください。

ぽっこりおなか、頭が前へ出るが解消

f:id:Pomegranates:20180416170143j:plain

左がビフォー

右がアフターです。

 

パッと目を引くのがバストアップ!

けっこう一度のレッスンでもバストトップが上がる人は多いです。

 

頭も肩の真上に来るようになっています。

 

骨盤がしっかり立ったことで、ポッコリお腹もスッキリしました。

正しい重心の位置

姿勢のレッスンをすると、よくびっくりされるのが

「こんなに重心後ろなの?!」ということです。

f:id:Pomegranates:20180416154859j:plain

 

太腿が前にせり出す人がほんとに多いです。

これだとやや重心が前過ぎです。

見た感じ、足裏の真ん中あたりでしょうか。

 

正しい位置は、足裏の後ろから 1/3~4 あたりです。

 

内側のくるぶしの真ん中~ちょい前ぐらい。

 

 

 

↓は左下肢を後ろから見たところ。

f:id:Pomegranates:20180416163401j:plain

青く色がついているのが、距骨という骨です。

この骨が、上半身、骨盤、大腿骨(ふともも)、脛骨・腓骨(膝から下)と辿ってきた重さを

一度全部受け止めて、足にその重さを伝えています。

 

 

↓は、左脚を内側(親指側)からみたところ。

f:id:Pomegranates:20180416163916j:plain

 

膝とくるぶしの位置が一直線上にあると、足首より上の重さが無理なく無駄なく足裏に乗せられます。

 

正しい姿勢とは

正しい姿勢をとりましょう、というと

f:id:Pomegranates:20180416154859j:plain

こんな感じの姿勢をとる人が多いと思います。

悪くはないですが、やや反り腰気味なのと、重心が前へ偏り過ぎですね。

 

f:id:Pomegranates:20180416155406j:plain

こちらが良い姿勢、正しい姿勢。

耳、肩、大転子、膝、くるぶしが一直線上にある姿勢です。

 

 

 

 

f:id:Pomegranates:20180416160121j:plain

 

大転子というのは、大腿骨(太腿の骨)の出っ張ってるところです。

 

なんとなく太腿の骨が、骨盤から真っ直ぐ生えてるイメージかもしれませんが

太腿の骨は

f:id:Pomegranates:20180416160546j:plain

こんなふうに角度がついています。

これのおかげで、股関節は多様な運動が可能になっています。